2005年11月17日

“寄せ”の実例図三種

図A 実戦









 【図A】実戦
 黒は黒27〜白30と下辺の1線を先手でハネツギ(出入り4目)、続いて黒が黒31〜黒33と上辺の2線を後手でハネツギ(6目の価値がある、が実戦は手止まりの関係でそうならなかった)、最後に白が白34〜白36と手止まりの後手寄せ(2目)を打った。結果黒23目、白21目で黒2目勝ち。
 しかし白は

図B 白の反発








 【図B】白の反発
 黒が黒27〜黒29と下辺の1線のハネツギ(後手2目、ただし白陣は手残り)を打ったとき、白は下辺を手抜きして上辺を白30〜32と2線の後手ハネツギ(6目の価値、が実戦はてどまりの関係で7目になった)を打つ。黒は下辺を黒33と切るが黒37まで後手(4目の価値)。そこで白は白38〜40と手止まりの1線の後手ハネツギ(2目)を打って終局となる。結果は黒21目、白21目でジゴ。
 従って、このケースでは

図C 双方最善








 【図C】双方最善
 黒は上辺を黒27〜黒29と2線の後手ハネツギ(6目の価値、が実戦は手止まりの関係で7目になった)を打ち白に手を渡す。白は盤中最大の下辺白30〜白32と1線の逆寄せ(3目、しかし逆寄せなのでその倍の6目の価値を持つ)を打つ。そこで黒は手止まりの黒33〜黒35と1線のハネツギ(2目)を打ち、白も白36と手入れして終局となる。結果は黒23目、白22目で黒1目勝ちとなる。
 この図C黒27〜白36がこのケース双方最善の寄せである。



posted by 蔵山車理恵蔵 at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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