2006年11月09日

富士通杯最終予選△河野臨天元対▲趙治勲十段 169手完 黒中押し勝 2006.11.9








 □趙治勲の碁ならわかる、気がする。
 □白が6、8だけを打って白10にシマれば右上は黒が一手多く右下の白と互角。左上と左下がシマリ合いの左右対称の同型ならば黒11と中央を先取するのが超ドキュー、で黒はコミ分をはるかに上回るリードを保って早くも優勢だ。
 □で、白が右上を12と手をかければ左辺の模様を背景に黒13と目いっぱいにハサみたくなる。
 □白14からの戦いには黒35と絶好の二立三析の開き詰めを打って好調、さらには白36には黒37〜白40とまたまた二立三析で手を打って先手で右下黒41の両ガカリに回れば趙は蝶の如く舞っている感じで、さながら「蝶のごとく舞い、蜂のごとく刺す」カシアス・クレイ(モハメド・アリ)の再来か。
 □白44と厚く構えるが、黒45〜白70と三つ巴、四つに絡んででの競り合いでも黒が常に一歩先んじているのが分かる。
 □黒71〜白80の決め付けも黒が双方ともに固まっていながら白はまだまだふらふらしている理屈で言うことなし。更に左辺も黒81から85と調子で固めていってくろ不満なし。
 □白86から局面を展開を図るが、黒87の押し上げから黒は逆襲、97、99で白をぶった切る。
 □白100から反撃しても黒101以下出切られては白106の生きを強要され、黒107と幸便に補強されては、この碁黒がひとりで全部打っている感じ、左辺も109と三間三立で安泰。
 □黒は111で左辺の白にもメスを入れる。
 □とどめは、下辺黒129の打ち込み。以下白154までの黒の花見コウ。
 □コウの代償白164,166の連打はたかだか21目の手なのに下辺のコウは出入り60目は下らない。比較しようもない差では白の投了もやむをえないだろう。
 
posted by 蔵山車理恵蔵 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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