2006年10月08日

第54回NHK杯2回戦第9局 △趙善津九段対▲潘善票恵福。267手完 白5目半勝 2006.10.8OA








 解説:マイケル・レドモンド九段
 □「潘善票恵覆呂困个蠕錣い慮襦l篩営填綯覆魯・璽愁疋奪・垢文襦廚搬仂氾・△肇譽疋皀鵐ノP。
 □黒9と白10の交換があれば、左辺の白も強化されていて、11のケイマにも白12、14と出切りたくなる気分らしい。
 □とすれば「戦いの碁を目指す」潘善匹慮世な・・未辰新繊」
 □黒15〜白22は定形のひとつ。
 □黒23〜白36もひとつの形。
 □黒37、白38ともに厚い。黒39〜41、47と中央の戦いで黒は攻勢に出てはいるが、薄いのも事実。
 □白48はそんな黒の薄みを突いた。
 □白50は頑張った手。参考図Aなら堅いがカラミ攻めになることを心配した。
 □黒55のモロノゾキに白はツいでいては大勢に遅れる。危険は承知で白56〜黒65を先手で利かし、白66のカケになっては白旨い。
 □黒67〜77となっては黒も上手く白の包囲網を破っている。
 □白78の妥協に、黒も79と手入れ(やや、中途半端、あるいは欲張りすぎだった?!)。
 □白80〜88で右上はコウ。このコウは白は上辺のワタリが残っており、黒も一手では隅を取り切ことはできない“微妙なコウ”。
 □黒89、白92、黒95、白98、黒101、白104、黒107となったところで白は110サガリ、これもコウ材ではある。
 □黒111に白112とコウを取って、これで変則的ながら白の有利なコウの形に導いている。(一種のコウ解消とも云える)
 □黒は白が手を抜いた右下隅を113〜117と固めるが、白も118と頑張り右辺の黒に圧力をかける。
 □黒119コウ取りと頑張るが、白は120など近所コウが多い。を
 □結局、右辺は右上の白をコウがらみで攻めるのは諦め、黒123〜137と右辺と黒連絡して妥協。
 □白は140まで二手かけて実利を得、かわりに黒は139、141と下辺の白に圧力を加える。
 □となれば白142、144はシノギの心。ただし左辺中央の黒石もまだ生きていないから、これは巨大詰碁、攻め合い模様だ。
 □黒145〜183は攻めあいながら下辺の白六子を巡るコウに落ち着く。
 □結局このコウは黒のコウ取りと左上の二手連打(黒の眼を取っている)で妥協。
 □ということは眼のない左辺の黒の大石は、187、189と連絡しなければならない。
 □それで待望のヨセの手止まり190を打って、右上は白地14目。
 □あとの大きなヨセは黒191と白200が見合いで、序盤に白が頑張って右上をコウ含みでシノいだことが実って、白5目半アマした。

 参考図A 白50コスミ






 白50コスミなら堅いが、黒は忙しくカラミ攻めに出て、戦いの主導権を握られる。


posted by 蔵山車理恵蔵 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/25090338

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。