2006年07月02日

第54回NHK杯一回戦 △円田秀樹九段対大竹英雄名誉碁聖 白1目半勝 2006.7.3OA








 解説:林海峰九段
 □白18〜黒21はこう打つ所。
 □白22、24は薄い。
 □黒23、25が鋭く、白26〜30は止むをえない。
 □黒31のツケで白まいっている。
 □白32〜51で右上隅がよい地になった。
 □白52は大場。
 □黒53、55は、後の狙い(左上の白を攻める)が遠く、ならば後手12目の寄せに過ぎず、モノが小さかった。
 □その左上の白に援軍を送りつつ、左下からの白模様を広げ、あわせて左上の黒を低位に追いやる56の肩ツキが絶好だった。
 □黒は57〜93と出切っていったが、これが意外に眼形に乏しく苦労することになる。
 □その間に白は88、94を打ち、左下〜下辺がいい白地になってきた。
 □95は軽い気持で利かしたつもりが、96、98と反発されると黒は99が省けない。
 □白100とツケて一応ここは白が制した形だが...。
 □黒101、105と下辺に手をつけていくが...
 □白106、108が来ると黒も111と右辺を生きねばならず、
 □白112と黒101、105を切断してしまった。
 □勢い黒も1133から119と出切っての反発は...
 □白120カケから黒123のフリカワリとなる。
 □黒131、133のコウが本局のハイライト。
 □コウ材は黒乏しい。
 □それで、白152のコウ立てに、黒153、155と反発して中央の石を下辺の孤立した黒二子とつなげモノを大きくするが、黒163から166とこちらもコウになるようでは苦しい。
 □結局左辺175、177の連打との交換で白は176と右辺のコウを解消。
 □中央の黒も二眼作っている間に、白に右辺を白180、186と先手で齧り取られ、待望の白190ツギにまで回られては白が逆転したようだ。


posted by 蔵山車理恵蔵 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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