2006年01月16日

第7期阿含・桐山杯日中決戦 ▲井山裕太対古力 白中押し勝







 自戦解説:井山裕太 取材:山村英樹毎日新聞記者
 □白10が古の趣向。井山は素直に黒11に回ったが、右上は先手で白に上手く立ち回られ、白24、26のワタリがぴったりで、黒35まで黒五子が浮いているのが「つらい」。
 □黒33は高くL-4かK-4と打つのだった。そうすれば、R-12からの出切りに対するシチョウアタリになっている。
 □先手を取った白は36と左上を動き出し、地合いでリードを図る。
 □白36〜44まで左上の折衝はこんな相場。
 □黒45から下辺の模様の拡大を図るが黒51がしつこかった。すかさず白54と絶好の肩ツキで黒模様を消されてはつらい。黒51では「K-6と囲いながら、R12の出切りを狙うのだった」
 □E-12の“アタタタ(梶原造語。「頭叩き」の意味。「アイタタタ」との掛け言葉になっている)”は黒の権利。(そうすれば黒51の顔も立つ。)それを打ち惜しんでいるうちに、白56トビと打たれ、黒57と上辺黒五子の補強で省けなかったのもつらい。
 □井山頑張って下辺の白を攻めるが、白66に反発した黒67が頑張りすぎの敗着。白68と切断され、白72、74を利かされ、白76に構えられては、攻めは遠のいた。先に打った黒67が宙に浮いている。
黒67では黒69白70黒F-4カケツギとしていれば、雲行きは怪しいとはいえ、「まだまだ分からない」。
 □黒95で96なら左下の黒は助かるが、白95ツギを打たれ「勝ち目はありません」
 □井山は左下の黒を捨て、黒101の打ち込みに一局の命運をかけた。
 □しかし、古は上下ふたつの白を巧みにしのぎ、勝利する。


posted by 蔵山車理恵蔵 at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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