2006年03月03日

第5回ゴールデンレディース ▲岡田結美子六段対青木喜久代女流名人 白中押し勝 2006.2.18








 解説:小林千寿五段
 □序盤は岡田が動く。白6のハサミに手を抜いて7と左下隅をシマリ、10のコスミにも手を抜いて11とこちらから詰めて白8の動き出しを催促する。
 □白は黒の挑発に乗らず、白12、22と右辺の地を稼いで、下辺は中央に飛び出せばシノギだとみている。
 □黒23、25と威勢よく気持のいいボーシを連発するが、白26と左辺にあぐらを欠かれると、ややもてあまし気味か?
 □それで、黒27と下辺からことを起こし、31とノゾく。
 □右辺の折衝では黒35が寄り道で、白36〜40と一子をカミ取られて巧みに整形され白42に戻られては、黒の攻めは空転した。
 □黒49から布石に戻る。左上隅のフリカワリはこんな相場。
 □白は上辺を68と割り打ちしておだやかな進行。
 □上辺で白76の圧迫に手を抜いて、黒は77から左辺を決めに出る。以下91まで、中央の三子を囮にして左辺と下辺を大きくまとめては黒満足。
 □黒が手を抜いた上辺を白は92以下攻めるが、黒は97、99を利かして101と手厚く中央に手を戻し、これで間接的に上辺を守っているからしゃれたもの。
 □右上隅の黒75への白102のツケは非勢を意識した青木の勝負手だが、優勢を意識した岡田は103ハサミツケと弛み、白の右辺への連絡を許してしまう。結果右上隅の黒地はガラガラに荒らされて、黒は中央へさまよい逃げることになっては、形勢不明。
 □黒103では黒105、白103、黒107と白を中に封じこめて戦いたかった。中の白はコウにするのが精一杯。
 □大寄せに入って、白134のサガリに手を抜いたのが岡田の敗因。ここはF-14と受けておくべきで、白140、142が決め手になった。
 □黒143でF-12ノビは白からその右に切られて上辺と左辺のいずれかの黒が取られる。やむない黒143、白144の利きから146と黒一子を取って左辺の白を助け出し、地合いの差がはっきりした。
 


posted by 蔵山車理恵蔵 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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